捨ててスッキリした体験談

50歳女 卒業アルバムを処分 トラウマも消えた

愛知県に住む50歳の主婦です。

結婚して25年、子供は成人して家を出ていきました。

夫は60歳、定年を迎え再雇用されました。

二人で老い支度にとりかかる時期になり、家じゅうの物を見直し、捨てるものは捨てていく作業をコツコツとしているところです。

3ヶ月ほど前、2019年の5月頃、思い切って”卒業アルバム”を処分しました。

処分の方法は、資源ごみセンターへの持ち込みです。

束にしてロープでくくり、そのまま置いてきました。

幼稚園から小学校、中学、高校全てのアルバムです。

クローゼットの隅でスペースをとっていましたが、捨てるということが考えられずにずっと保存していました。

捨てようと思ったきっかけになったのは1年ほど前のことです。

インターネットのSNSで再会した高校の同級生数人と32年ぶりに再会することになりました。

皆で私の家に遊びに来たのです。

そこで私が卒業アルバムを出したところ、驚かれました。

「物持ちがいいね」と
私は当然持っているべきものだと思っていたのですが、私の友達の内では保管しているほうが珍しいのだとそのとき知りました。

皆でワイワイとアルバムを眺めて、思い出話に花が咲きました。

ですが、出てくるのは思い出したくない記憶ばかりだったのです。

そうだ私は学生時代の辛い記憶は無意識のうちに葬っていたのだと。

改めてアルバムを開いてみると、記憶の底に沈めていたものが鮮明に浮かび上がってきてしまいました。

このまま卒業アルバムを持っていても、何も良いことはないのではないかと気づいたのです。

中学校、小学校、幼稚園でも、もちろん悪い思い出ばかりではないのですが、見なければ思い出さないで済んでいることを見れば思い出してしまうのです。

それでも、卒業アルバムを捨てることについての罪悪感はありました。

でも、同級生の友人がだれ一人卒業アルバムを保管していないということで、私の意識が変わりました。

持っていなくてもいいんだなと。

後悔していることがあるとすれば、自分が写っている部分だけでもスキャンしておけばよかったのかなと今でも思いますが、なくても大丈夫、何も問題は生じていません。

この文を読んでくださっている人の中で、卒業アルバムを捨てようか迷っている方がいるとしたら、迷わず捨てても構いませんと言いたいです。

卒業アルバムを見るのが楽しくていい思い出しか浮かばないというのであれば、取っておいてもいいかもしれませんが、場所をとる、嫌な思い出がよみがえるというなら、捨てて構わないのです。