捨ててスッキリした体験談

35歳男 青春のビデオテープを全て手放す日

お小遣いを貰い始めた小学校5年生の頃、バラエティ番組の「めちゃモテ」が流行ってました。

めちゃめちゃ面白かったのですが、夜遅くに放送されていたので、親に夜更かししてると怒られるため、ビデオに録りためていきました。

その後、番組名が「めちゃイケ」に変わってからもビデオで録り続け、気が付けば15年も経っていました。

僕の部屋の本棚がめちゃイケのビデオテープで埋め尽くされるほどでした。

この埋め尽くされていく感じが青春の一本、という感じがして、とても光栄に思え、「めちゃイケが放送されてる時代に生まれてきて良かった」と思ってものです。

その頃になるとビデオテープではなく、DVDやHDDに録画するのが主流となっていました。

いつか、ビデオテープも全部デジタル化して、パソコンに取り入れてDVDに焼いて大切に保存しようと考えていました。

そんなある日、長期連休がありめちゃめちゃ暇だったのでビデオテープをパソコンに取り入れる作業をやろう!と思い立って実行しました。

しかし、やり始めて数分で悟りました。

「この数百本あるビデオテープ×2時間=作業時間」になる、と考えた時、長期連休期間内ではとても終われないことに…。

それからしばらくそっとしておいたのですが、悩みに悩んだ結果、その年の暮れに思い切ってビデオテープを全部捨てようと決意しました。

世間では「断捨離」という言葉が流行っていたので、それも後押しになり、90Lのゴミ袋で約30袋、僕の家から全てのビデオテープを出ていきました。

録画がうまくいってなくて、途中から録画を始めた悔しい思い出や、何回も同じ内容を見て笑い転げたことなど、走馬灯のようにめちゃイケを思い出しながら、ビデオテープとさよならしました。

ビデオテープが無くなった我が家は、何かを失った、というより、また何かを受け入れたくなるような、そんな心と場所の余裕ができてめちゃめちゃスッキリしたような気分になりました。