捨ててスッキリした体験談

44歳女性、幼馴染との縁を切ってすっきり

40代半ばの女性です。

私は自分で何かを捨てるということができない、捨てるものを選ぶのがとても苦手な人間なので、自分から手放すということがなかなかできません。

自分で決断して何かを手放したことはあったかな・・と考えてみてもなかなか思い出しませんでしたが、そういえば1回だけ、そういうことをしたことがあったのです。

それは大学生時代のこと、小学生時代の同級生A子さんから同窓会のお知らせがきたときです。

そのお知らせは実家が引っ越しの準備をしている最中に届いたので、受け取ったときは私も準備で忙しく、あまりよく読んでいませんでした。

引っ越しが終わり、落ち着いてからそのお知らせを読みました。

そこには同窓会の日時、集合場所、会費などが記されていました。

集合場所の名前に見覚えがあると思ったら、お知らせを送ってきたA子さんの実家のお店でした。

A子さんとは1年生のころから同じクラスで、一緒に登校や下校をしたり、放課後も遊ぶくらい仲がいい友達でした。

私が転校してしまってからお互いに連絡をせず会うことはなかったのですが、数年に1度のクラスの同窓会のときだけは、彼女からお知らせが来るのです。

その同窓会の集合場所は、いつもA子さんの実家のお店で、そこでみんなで食事をとります。

このA子さん、私が同窓会に参加してもとくに嬉しそうでもないのが毎回気になっていたのですが、私も他の子達と話をするのが楽しくて、A子さんの態度をあまり気にしてなかったのですが、大学生のときに送られてきた同窓会のお知らせを見ながら、あることに気づいてしまったのです。

A子さんが私に声をかけるのは、友達だからではなくただお家の売り上げのためなのでは・・と。

そうなると友達づきあいをしていたころのこともいろいろ思い出してしまい、自分がそんなふうに利用されていると考えるのはつらかったですが、引っ越してこちらの連絡先が変わったことを、あらためてA子さんに知らせようとも思えなくなってしまい、けっきょくそのまま連絡はしませんでした。

A子さんとの縁を手放したのです。

それ以降は同窓会のお知らせは来なくなりましたが、寂しいという気持ちはなくすっきりしています。

後悔はしていません。